クリスマスの人気者といったらサンタクロースですよね！
　でも実際サンタクロースってどんな人だったのでしょう？
　子供たちに夢を与えてくれるサンタクロースについてご紹介致しましょう。
　（柏崎トルコ文化村のチラシより）

・サンタクロースは誰？

　　サンタクロースという名前は、聖ニコラス（Saint Nicholas)を短くしたも
　のなのです。

・サンタクロースの育ち

　　ニコラスは、紀元２８０年トルコの南部地中海に近いパタラという地の比較
　的裕福な家庭に生まれました（〜紀元３４１年１２月６日亡）。両親はニコラ
　スが若いうちに伝染病で亡くなり、彼は多額の遺産金を引き継ぐことになりま
　した。彼は、敬虔なクリスチャンだったため、この遺産金を貧しい人やお金に
　困っている人に返してもらうことなどあてにせず、分け与えていました。

・クリスマスプレゼントの由来

　　ある日、ニコラスは投資に失敗し全財産を失い、食べるものにも困っている
　貧しい貴族の話を聞きました。その貴族には嫁入り前の美しい三人の娘がいま
　した。三人の娘たちは結婚を強く望んでいましたが、結婚式を挙げるお金があ
　りません。当時、娘たちの結婚式には多額の持参金が必要だったのです。

　　一部始終を聞いたニコラスは、貴族の家へ行き、窓から金貨の入った袋をそ
　っと投げ入れました。そして一目散に自宅へ戻りました。思いがけない贈り物
　に、一家は大喜びでした。三人の娘たちは早速、結婚の準備を始めました。し
　かし、この時投げ入れた金貨は一人分の結婚資金だったので、皆なが寝静まっ
　たある夜、再び貴族の家に行き金貨の入った袋を投げ入れました。それでもま
　だ充分ではないと思っていました。

　　三日目の夜、彼はまた貴族の家に行きましたが窓が固く閉ざされ開けること
　ができませんでした。そこで、彼は屋根に登り、金貨の入った袋を煙突から投
　げ入れました。袋はちょうど暖炉のそばに干してあった靴下の中に落ちました。
　そして、このお金で三人の娘は結婚式を挙げることができました。後に、この
　話は人々の語り草となり、クリスマスには人々はなにも入ってない靴下を用意
　し、プレゼントを待つ習慣がうまれました。そして、靴下に金貨を入れた日を
　ニコラスデーと呼ぷようになりました。実際の聖ニコラスデーは１２月６日で
　すが、やがてクリスマス精神の一部となって子供たちを喜ばせるプレゼントの
　日となったのです。

続く